保育方針

保育目標「げんきで思いやりのある子ども」

保育者は家庭の延長しての保育所のあり方を模索し、自らの慈愛に満ちた賢母の姿として、園児一人ひとりに接することができるよう、日々の保育を大切にし、品格のある芳しい社会人像を求めて自身を確立していく事を目的とします。

まことの保育実践

「まことの保育」とは、浄土真宗の教えを基礎として、豊かな心を育て、くじけず、なまけず歩み続ける丈夫な子供を育成することを目的としています。

  • ほとけさまをおがむ子
    強く明るく豊かな心をそなえた子
  • ありがとうのいえる子
    感謝と協調のできる子
  • よくきく子
    聞く態度を身につけ、探求と創造と自立に燃える子
  • なかよくする子
    互いに助け合うことに喜びを感じ、仲間づくりに励む健康で元気な子

まことの保育の取り組み

  • 本堂礼拝(おまいり、うた、説話)
  • 仏教行事への参加(はなまつり、報恩講、その他)
  • 基本的生活習慣の確立(発達段階に応じた指導、保健指導、給食指導)
  • 障害児保育の推進(障害児と健常児が共に育ちあう保育)
  • 世代間交流事業(地域の年輩者との交流会)
  • 保護者への働きかけ(面談、通信、参観、講演、サークル活動)
  • 職員の研修(園内研修、職員会議、研修会参加)
  • 安全に関する事項(交通安全指導、防災訓練、施設及び遊器具等の保守)

遊びについて

園の内外で事故がないように万全の備えをしています。危険を恐れて禁止や阻止ばかりするのではなく、積極的に多くの経験を通して、きまりや約束ごとを守る事の必要性に気がつくように配慮します。

  • 子供の生活はあそびであることを大切にし、自由に好きなあそびが選択でき、許される限りの時間をあそび込める環境を整えて行きます。
  • 活動はやらされているのではなく自発的なあそびであり、興味や関心のあることに集中し、他から影響されずに熱心にあそぶ姿を望んでいます。
  • ひとりあるいは数人の子どもの興味や関心から始まったあそびがだんだんと広がりを持ち、みんなで一緒にする喜びや満足感となるあそびになっていくための環境づくりや援助の方法に十分配慮します。
  • 子どもたちのあそびっぷりを、運動会、作品展、発表会等の機会に保護者や応援してくださる方々に紹介し、その成長を共に喜び合います。
  • 遊具、玩具、絵本、教材、用具、道具等は自由に取り出せるように用意しています。(私物の玩具などは持ってこないでください)
  • 使用後は、種類、大きさ、色などを識別して分類し、数の経験を楽しみながら片付けの習慣の自立を図ります。そして協力、努力した結果の成就感を味わい、人の役に立った喜びを味わい、自信を身につけて次へ挑戦する意欲を養います。
  • 自由なあそびや活動が放任にならないよう留意し、月の主題や月の目標を考え、あそびが持続し広がりを持てるように努めていきます。
  • 保育者は「保育は創造活動」ということを認識して、自らが環境の一部であることを自覚して努力していきます。

食事について

子どもたちにとって就学前のこの時期は、一生のうちでもっとも成長の著しい時です。そして食生活においては、より良い食習慣の基礎をつくる大切な時期です。

  • 保育園ではお子さまが十分な発達を遂げ、健康を保つために、栄養のバランス・所要量が満たされるよう、またおいしく楽しく食事が進むよう、月毎の献立を立案して給食を実施しています。
  • 0歳児の離乳食は保育園で提供しています。
  • 1.2歳児は完全給食です。
    0.1.2歳児の場合、スプーン・フォーク・コップは園で用意します。
  • 食事の準備は、5歳児の当番さんがお手伝いをします。エプロン・三角巾を毎週月曜日に持たせてください ※感染症対策のため休止中
    おしぼりは持参してください。(手や顔の清拭を行います) ※感染症対策のため休止中
  • 食後の歯磨きを励行し習慣を身につけます。歯ブラシ・コップを持たせてください。 ※感染症対策のため休止中
  • 手洗い、ごあいさつ、正しい姿勢で食べる、偏食をしないなど楽しい雰囲気の中で食事のしつけをします。(保護者は言葉だけで指示するのではなく、良いお手本となり、子どもが真似をしながら身につくようにします)
  • 昼食の時間は約60分以内とします。食べられない理由を把握し、個別に分量を考え、調理法や盛り付けを工夫し楽しい食事となるように配慮します。
  • 調理担当者や当番への感謝のことばを表現できるようにその機会を大切にします。
  • 毎月配布する献立表にて、メニュー、食材、その他給食に関する情報をお知らせします。目にとまりやすい場所に掲示し、毎日ご確認ください。
  • 食物アレルギーのある場合や医師の指示を受けている場合はお知らせください。

休息について

20683346829_12aeabd144_o成長発達の著しい乳幼児にとっては、心身の健康を保つための午睡は欠かすことのできないものです。長時間の集団生活でもあり、午睡を実施し、衣服の着脱のしつけも行います。

  • 午睡実施期間
    0.1.2歳児・・・毎日
    3歳児   ・・・6月~8月
    4.5歳児   ・・・7月~8月
  • お昼寝用掛布団・・・夏期はタオルケット2枚 冬季は綿毛布2枚
  • 0.1.2歳児はパジャマを持参してください。パジャマは汚れや汗の具合によって週に数回、タオルケットは毎週金曜日に持ち帰りお手入れしてください。